竹中恭子 新刊発売のお知らせ(2025年2月20日発売予定)

「マンガでわかる!子どもがアレルギーと言われたら読む本」

「マンガでわかる!子どもが
アレルギーと言われたら読む本」


この本は、娘・まりものアレルギー治療の遍歴と、それに伴う悪戦苦闘の経験から生まれました。

娘は生後1か月のころから皮膚の状態がひどく、何軒もの病院を回りましたが、原因も対策もわからず、毎日のように涙を流していました。そんな中、アレルギーっ子の先輩ママや、主治医の下田先生との出会いをきっかけに、生活習慣を見直しながら治療を続けた結果、少しずつ症状が落ち着いてきました。今では成長し、普通の生活を送れるようになっています。

本を出版した後、多くの方々から「私も同じ状況です!」「こんなときはどう対応しましたか?」といった声をいただき、大きな反響を得ました。そうしたお便りをもとに、改めてこの本を書くことにしました。この体験を、同じように悩んでいるお母さんたちに伝えたい――その思いが強くあるからです。

アレルギー治療に関する本は多く出版されていますが、掃除の仕方、お風呂やスキンケアのコツ、料理や食材選び、食物日誌のつけ方、給食への対応、友達との関係作り、先生への伝え方など、日々の生活にフォーカスした本はなかなか見当たりません。だからこそ、アレルギーに悩んでいる人やその家族だけでなく、「アレルギーって何?」と思っている方にも、ぜひこの本を手に取っていただけたら嬉しいです。

本書の内容
  • えっ、うちの⼦がアレルギー?
  • アレルギーっ⼦と親の⼼の成⻑
  • 難問! 医者との付き合い⽅
  • 何を⾷べるか、⾷べないか?
  • スキンケアと⼊浴・掃除・洗濯のこと
  • 不安がいっぱい⼊園⼊学
  • 家族の理解とお付き合い対策

アレルギーに関するよくある質問

病院探しに苦労しています。近くにアレルギー科や小児科がなく、耳鼻科や皮膚科しかありません。食物アレルギーを含め、きちんと生活指導までしてくれる病院を探すにはどうすればよいでしょうか?

「小児医療は、成人医療に比べておよそ3倍の人手と時間を必要とします。 しかし、投薬量や通院回数、入院日数が少ないため、病院では不採算部門 となることが多いのが現状です。」

そのため、近所に小児科がない、または見当たらないのは、残念ながらよくあることです。

また、日本の医療制度では「カウンセリング的な診察は診療報酬の対象外」とされているため、じっくり話を聞いてもらえる時間がなく、薬の処方が中心になりがちです。 

どうすればいいのか?

  • できる範囲で最善を尽くすことが大切です。
  • アレルギー専門医や評判の良い小児科が遠方にある場合は、帰省時や年に1回程度の受診を検討する。
  • 普段の診療は、近所の耳鼻科や皮膚科で対応できる範囲の治療(薬の処方や鼻うがいなど)で、家庭内での自己管理を中心に生活する
  • 東洋医学や自然療法を取り入れるのも一つの方法。 ただし、高額で怪しい民間療法には注意が必要です。

入園・入学時の対応

アレルギーの子どもは、入園・入学の際に「かかりつけ医が記入した書類」を提出する必要があります。

医師の指導を基本にしつつ、不足する部分を他の方法で補う形で対処していきましょう。

検査結果では数値が低いのに、アレルギー反応が強く出ます。そのため、保育園や学校で肩身が狭いです。どうすればいいですか?

本にも書きましたが、検査数値が低くても、強いアレルギー反応が出る子どもは多くいます。

この点をよく理解し、症状の出方を診てくれる医師であれば、学校や保育園に提出する書類に適切な内容を明記してくれます。

「どんな症状が出るか」「その場合の対応策」などを記入してもらってください。

アレルギーは遺伝するの? 義父母に「うちの遺伝ではない。そちらのせい」と責められて辛いです。遺伝なら諦めるしかないの?

アレルギーの遺伝率は、片親からの発症確率が約50% と言われています。父方・母方で発症しやすい疾患があるものの、アレルギーに関しては特に大きな差はありません。

ただ、アレルギーは「分からないことが多い」慢性疾患のため、義理の親から根拠のない非難を受けやすい傾向があります。 そういった言葉は気にせず、受け流すことをおすすめします。

原因を追求するよりも、「今、子どものために何ができるか」 を考えることのほうが、ずっと有意義です。

\アトピー・ぜんそく・食物アレルギー/
マンガでわかる!子どもがアレルギーと言われたら読む本

53⼈のママの体験談がマンガで読める

お医者さんの⾒つけ⽅から⾷べ⽅・スキンケア・⼊園&⼊学まで。治療だけでなく、⽣活全般の注意点をわかりやすく掲載した本。アレルギーの⼦との⽣活が、今よりぐんとラクになる!

「専⾨家の書いた本ではなくて、同じアトピーっ⼦のママが、書いた本だから、具体例がたくさん載っていて、共感できる」著者本⼈、そして先輩ママたちの声からわかった、アレルギーをもつ⼦との⽣活が楽になる指南書。

【著者】竹中恭子(母乳110番代表)
[監修]下田康介(西鎌倉こどもクリニック院長)
定価:本体1500円+税

発売予定日:2025年2月下旬頃
出版社:ぬまづ書房

\アトピー・ぜんそく・食物アレルギー/
マンガでわかる!子どもが
アレルギーと言われたら読む本

53⼈のママの体験談がマンガで読める

お医者さんの⾒つけ⽅から⾷べ⽅・スキンケア・⼊園&⼊学まで。治療だけでなく、⽣活全般の注意点をわかりやすく掲載した本。アレルギーの⼦との⽣活が、今よりぐんとラクになる!

「専⾨家の書いた本ではなくて、同じアトピーっ⼦のママが、書いた本だから、具体例がたくさん載っていて、共感できる」著者本⼈、そして先輩ママたちの声からわかった、アレルギーをもつ⼦との⽣活が楽になる指南書。

【著者】竹中恭子(母乳110番代表)
[監修]下田康介(西鎌倉こどもクリニック院長)
定価:本体1500円+税

発売予定日:2025年2月下旬頃
出版社:ぬまづ書房

著者紹介

竹中恭子(たけなか・きょうこ)

イラストレーター、ライター。東京⽣まれ。武蔵野美術短⼤卒業。1男1⼥の⺟。⻑⼥のアトピー体験を機にアレルギー本を執筆。書籍『おっぱいとだっこ』が第9回ライターズネットワーク⼤賞を受賞。

その他『まりもちゃんの野菜かんたんクッキング』(農⽂協)、『だから、⽣まれてきた』(⼆⾒書房)等多数の著作物あり。ロングセラーを多く出す。20数年続く⺟乳110番を発⾜させ、代表をつとめている。

電話相談で、これまで⺟親の相談に乗ってきた数は3000件以上。