ふたごの絵は、モデルがふたごの場合も勿論ありますが、そうではない場合が2種類あります。1つはきょうだいやお友達の2人をモデルにする場合。実際に撮影することもありますが、大体は2人一緒に居る写真をお借りして、それをアレンジして描きます。
完成した作品は普通にふたごを描いたように見えます。もう1つは、1人のモデルを撮影、もしくは写真を見て、横にもう1人描き足す場合です。要するに似たような子をもう1人、画面上で増産する感じ。こちらも普通にふたごを描いたように見えます。
どちらのケースも元になる人物がふたごではない訳ですが、私自身がふたごだったために、ふたごの絵は目をつぶっても描ける!(//∇//)というのは冗談ですが、兄弟やお友達でも1人でも充分描き起こせます。
おでかけふたごの背景は、横浜の港の見える丘公園のそばに建つ、イギリス館。門だけ石柱を板塀と薔薇のアーチに変えていますが、実際にある建物をモチーフにしています。
手をつないで駆け出す、と言う場面はふたごでなくても子ども達によくある動きですが、空の籠を持っているのは、これから木苺を摘みに行くところだから。
ガチョウさんがふたごに驚きもせず散歩していたり、遠景や門から玄関までかなりの距離があることからもわかるかもしれませんが、ここは田舎にある屋敷で、周りには恵み豊かな森が広がっている。。。そんなのどかな風景の中にいるふたごが主人公の絵をこれからも描いていきたいと思っています。